宮古ビデンス・ピローサの栽培に関する畑は畜舎、葉タバコ、ゴルフ場、ホテル、修理工場、国道、県道などに近い畑を避けて、近隣からの化学物質や農薬汚染などを未然に防いでいます。また、これまでの経験により、栽培に適した土壌pHがわかっており、最適なpHに近い畑地を選んでいます。
宮古ビデンス・ピローサの栽培に使用する種は、一定の種圃場で栽培専用の種を集め、これを種圃場にまいて苗を育てています。
宮古ビデンス・ピローサの栽培に関する畑(種圃場、苗圃場、栽培畑)では農薬、化学肥料、堆肥を一切使用しません。収穫が終わると、緑肥植物を育てて鋤き込むことを数回繰り返し、連作障害を避け、地力のあるよい畑を作る努力をしています。
苗圃場で一定の大きさに育った苗は、契約農家によって栽培畑に手植えされます。苗は一本一本がしっかりと根を張って十分に葉を広げられるように間隔を取ります。
これまでの経験によって刈取りに最適な時期が分かっており、刈取りのタイミングにも基準を設けています。刈取りは限られた時間の中で全て手作業によって行い、機械は一切使用しません。また収穫の際には、刈取った作物は地面に直置きせず、日が当たらないように丁寧に収穫布に包まれ、新鮮さを失わないうちに工場に運び込まれます。